熊笹といえば鮮魚やさしみによく笹葉をそえてあるものですが、あれは鮮魚類の鮮度を落とさないためだとか魚臭の発生を抑えるためだといわれています。また昔、兵糧としてつくられたという保存食糧のチマキを笹の葉で包んであるのも腐敗を防ぐためだといいます。
今は故人となった横山侊史氏という町の一発明家が、笹葉の中には人畜に無害の防腐剤が含まれているに違いないという素朴な発想から、笹葉中の成分を抽出し、黄色の粉末をつくりました。彼はそれまでに幾つかの発明があって知己の間柄であったので、当時国立埼玉療養所に勤務していた私のところに研究の依頼に見えたのです。
その時の話では「笹葉より防腐剤としての安息香酸の誘導体を抽出する方法」という製法特許になっているということでした。安息香酸の誘導体だとすれば防腐作用もあるだろうし、研究もたいした困難はないと考えて防腐作用の試験を引き受けました。戦時中福神漬の樽を南方に送る時、殆んどが醗酵して樽が割れることがあったといいます。
この黄色粉末の笹葉エキスを混ぜた樽は無事南方まで到着したという話も聞かされました。
笹多糖体の謎―幻の制ガン剤―黒木睦彦著1983年8月
©株式会社ヘルス研究所
1962年(昭和37年)11月 | 「日本薬学会生物化学部会」で黒木睦彦医学博士(当時、国立埼玉療養所勤務)がバンフォリンの服用下での腫瘍の経過を発表 |
---|---|
1963年(昭和38年)2月 | 「日本耳鼻咽喉科学会関東地方会」で大島光信医学博士(当時、東京中央鉄道病院副院長)がバンフォリンの服用下での腫瘍の経過を発表 |
1963年(昭和38年)12月20日 | 厚生省から財団法人 日本制がん研究会(設立代表 稲葉修理事長)の認可を受け、同月25日に設立登記 |
1964年(昭和39年)5月 | 西ドイツ、ミュンヘン市で開かれた「国際血液腫瘍学会」に黒木、大島両博士、開発者の横山氏が招へいされ、それぞれ研究内容を講演発表 |
1964年(昭和39年)8月13日 | D,B,F,G(ドイツ、バンフォリン、フォルミュングス、ゲマインシャフト)との共同研究開始 |
1964年(昭和39年)12月4日 | 財団が科学技術庁から研究委託を受ける |
1966年(昭和41年)8月18日 | 香川県坂出市に『株式会社 日本制がん研究所』を設立、後に財団法人は解散 |
1973年(昭和48年)11月16日 | 香川県綾歌郡国分寺町(現在の高松市国分寺町)に新築移転 |
1975年(昭和50年)4月1日 | 健康食品「バンフォリン」の発売開始 |
「バンフォリン®」は、薬草研究家の故横山侊史氏が開発したもので、クマザサの葉から栄養成分を抽出し、その成分を粒状、末状、液状にした栄養補給食品です。
「バンフォリン®」は大島光信医学博士が命名しました。
「バンフォリン®」は、人間の細胞膜を形成する主要成分多糖体を多量に含む熊笹の細胞膜を熱加水分解し、特殊製法により多糖体エキスを抽出、食品化致しました。
合成着色料、保存料を一切使用せず、放射性物質を含有しないことを確認した国産の熊笹を100%使用し、自然のまま抽出しております。
「バンフォリン®」は、アミノ酸、ミネラル類、ビタミン類、多糖体を含む食品ですので、健康維持のための栄養補給食としてお役立て下さい。
名称 | 熊笹加工食品 |
---|---|
原材料名 | 熊笹(国産)/乳糖、結晶セルロース、α‐化デンプン、硬化油 |
内容量 | 45g(5粒×36包) (内熊笹エキス30g) |
熱量(kcal) | 310 |
---|---|
蛋白質(g) | 8.5 |
脂質(g) | 0.3 |
炭水化物(g) | 68.3 |
-糖質(g) | 65.5 |
-繊維(g) | 2.8 |
ナトリウム(mg) | 80 |
(食塩相当量)(g) | 0.203 |
亜鉛(mg) | 0.2 |
※1日の摂取量及び摂取方法
本品は安全性試験データ等からみて、1回2~5粒を1日3~4回を目安として、1日20粒(5000㎎)以内を湯(水)と共にお召し上がり下さい。
名称 | 熊笹加工食品 |
---|---|
原材料名 | 熊笹(国産)/乳糖 |
内容量 | 45g (内熊笹エキス30g) |
熱量(kcal) | 275 |
---|---|
蛋白質(g) | 11.9 |
脂質(g) | 0.0 |
炭水化物(g) | 64.8 |
-糖質(g) | 64.8 |
-繊維(g) | 0.0 |
ナトリウム(mg) | 168 |
(食塩相当量)(g) | 0.427 |
亜鉛(mg) | 7.4 |
※1日の摂取量及び摂取方法
本品は安全性試験データ等からみて、添付のスプーン(容量1g)5杯(5g)以内を1日3~4回に分けて湯(水)と共にお召し上がり下さい。
名称 | 清涼飲料水 |
---|---|
原材料名 | 熊笹(国産) |
内容量 | 45ml (内熊笹エキス45ml) |
熱量(kcal) | 131 |
---|---|
水分(g) | 58.0 |
蛋白質(g) | 5.7 |
脂質(g) | 0.4 |
炭水化物(g) | 27.6 |
-糖質(g) | 27.6 |
-繊維(g) | 0.0 |
ナトリウム(mg) | 50.0 |
(食塩相当量)(g) | 0.127 |
※1日の摂取量及び摂取方法
本品は、通常1日3~4回1回約1.5mlを水またはお湯等にて約30mlに希釈(20倍希釈)してお召し上がりください。
BCGの結核菌予防接種を受けた私の長女が、それから、しばらく経過して、麻疹にかかったことが引き金になり、BCG感染による幼児結核で、全身のリンパ腺が腫れあがり、全肺野に陰影が拡がってしまい、絶体絶命の宣告を受けたのが2才のときでした。今から30年以上以前のことです。ちょうどストレプトマイシンが発見された当時でした。その1本の注射液が私の1ヵ月分の月給に当るほど高価なものでした。
一家をひきつれ都心を離れた結核の国立埼玉療養所(現在の国立療養所東埼玉病院)に、職と住いを移したのも、精一パイの治療を受けさせることが目的でした。ストレプトマイシンをはじめとして、当時としては最高の治療をうけながら食欲はなく、手足はやせ細る一方、肺の陰影も両腋下、両ソケイ部の鶏卵大のリンパ腺腫も一向に消える様相はありませんでした。
思い余っていたころ、ちょうど天の助けか、私のところに生牡蠣成分グリコーゲンの抽出と精製の研究依頼が持ち込まれたのです。正式には、臨床的な実験例は、まだ一例もありませんでしたが、生牡蠣成分だから栄養分は豊富だし副作用はないはずときめこんで、朝、昼、晩と欠かすことなく、その粗成分を長女に服ませはじめました。
そのころからだと思います。徐々に食欲はでるようになるし、泣いてばかりいた娘に笑う力が出てきました。
牡蠣の奏功―海のフルーツともいわれる高栄養食品―黒木睦彦著1982年11月
©株式会社ヘルス研究所
「ヴァイタルゲン®」は、薬草研究家の故横山侊史氏が開発したものに、熊笹多糖体を配合させ、弊社が昭和51年に医薬品の製造承認を得た牡蠣肉エキスです。現在は指定医薬部外品に移行しております。
「ヴァイタルゲン®錠」は、国産の生牡蠣と熊笹を100%使用し、生体エネルギーの根源である重要な栄養素を損なわないように抽出した牡蠣肉エキスです。「ヴァイタルゲン®錠」は
合成着色料、保存料を一切使用せず、放射性物質を含有しないことを確認した国産の牡蠣、熊笹を使用し、日本で唯一牡蠣肉エキスで指定医薬部外品の承認を受けて医薬品GMPに従い製造しております。各種栄養素(ミネラル・ビタミン・アミノ酸・タウリン・グリコーゲン)が弱った体を回復し、元気を蘇らせます。
用法・用量 | 1回2~3錠、 1日2~3回 |
---|
生牡蠣、熊笹抽出物質 | 485mg |
---|---|
日局タルク | 15mg |
※効能又は効果
〔次の場合の滋養強壮〕
虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振
※使用上の注意
エキス濃度が高い裸錠であるため吸湿しやすいので、
ぬれた手で触らないで下さい。
服用後はすぐ密栓して下さい。
各製品の表示は、JAS法、食品衛生法並びに薬機法に基づき表示しております。
弊社製品は全て自社において製造しております。
取扱店以外から購入された商品につきましては保証の対象外と致します。
商品についてご不明な点や、全国の取扱店のご紹介は下記までご連絡下さい。
「バンフォリン®」、「ヴァイタルゲン®」は弊社の登録商標です。
社名 | 株式会社 日本制がん研究所 |
---|---|
設立 | 1966年8月18日 |
所在地 | 〒769-0102 香川県高松市国分寺町国分853-1 |
事業内容 | 医薬部外品・食品・清涼飲料水製造販売 |